【子どもの教育事情に関する調査】今後習わせたいのは”英会話”と回答した方が最多!約半数が「親子留学」に興味があると回答
小学校で英語の授業が必修化されるなど、近年英語教育への注目度が高まっています。
さまざまな習い事がある中で、グローバル社会でも生きていけるよう英語を習わせているという親御さんもいるかと思います。
また、子どもには高い語学力を身につけさせたいという考えから、将来は海外留学させたい…と考える親御さんも少なくないでしょう。
さらに、最近では『親子留学』という留学方法もあることをご存じでしょうか。
その名の通り、親と子で海外留学をして英語学習や異文化体験をすることをいいます。
今回、海外語学留学を支援する『フィリピン留学APA』を手掛けるALEBA株式会社は幼稚園から18歳以下の子どもがいる方を対象に、「子どもの教育事情」に関する調査を実施しました。
18歳以下の子どもがいる方に、「子どもの教育事情について」詳しく伺いました!
<調査概要>
【調査概要】「子どもの教育事情」に関する調査
【調査期間】2023年9月13日(水)~2023年9月14日(木)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,031人
【調査対象】調査回答時に「幼稚園~18歳以下の子どもがいる」と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
子どもの教育で重視していることTOP3が判明!1位は「自分で考える力」
はじめに、子どもの教育において重視していることを伺いました。
「子どもの教育において重視していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『自分で考える力(70.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『礼儀やマナー(66.3%)』『コミュニケーション能力(54.4%)』『自立性の確立(35.6%)』『感性や創造力(30.0%)』と続きました。
18歳以下の子どもを持つ親御さんの7割が、子どもには『自分で考える力』を身に着けてほしいと考えていることがわかりました。
その理由を伺ってみましょう。
Q.『教育において自分で考える力を重視する理由とは?』
- 将来のために能動的ではなく自発的に動く力が重要と考えるから(40代/男性/宮城県)
- 将来、何があっても対応できる自立した人間力を身につけてほしいから(40代/女性/愛知県)
- 今後の社会変化に対応して、自分で考えて未来を切り拓く力が大切だと思うため(40代/男性/神奈川県)
- 自分で考える力があれば、コミュニケーション能力も上がるし、自然と礼儀やマナーを覚え、生活に困らないと思うから(40代/女性/愛知県)
これらの回答が寄せられました。
自分で考える力は、これからの社会を生き抜くために必要だと考える親御さんが多いようです。
【習わせたいものランキング】”英会話”が1位という結果に
先ほどの調査で、18歳以下の子どもを持つ親御さんの7割が、子どもには自分で考える力を身につけてほしいと考えていることがわかりました。
これらの力が身につくよう、さまざまな体験や習い事を習わせているというご家庭もいることでしょう。
そこで、「現在、子どもが習っているものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『水泳(19.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『学習塾(18.4%)』『英会話(12.2%)』『サッカー・フットサル(11.0%)』と続きました。
続いて、今後習わせたいと思っているものを伺ってみましょう。
「今後、子どもに習わせたいものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『英会話(17.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『水泳(16.0%)』『学習塾(14.4%)』と続きました。
英会話や水泳、学習塾は、現在習わせているご家庭も多く人気の高い習い事であることが分かりました。
また、英会話に関しては、現在の習い事に中では3位という結果だったものの、今後考えられている習い事1位という結果になりました。今後のグローバル化、社会変化に対応できる人間になってもらいたい、そういった想いから検討されている方も多いのではないでしょうか。
約9割が「子どもにとって英語学習は大切」と回答!
ここまでの調査で、子どもに習わせている、今後習わせたい人気の習い事がわかりました。
特に英会話や水泳、学習塾はどちらにもランキングしており、人気が高いことが明らかになっています。その中でも、英語学習は子どものために大切だと考える親御さんは多いのでしょうか。
「子どものために英語学習は大切だと思いますか?」と質問したところ、『まあ思う(51.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『とても思う(37.6%)』『あまり思わない(8.1%)』『まったく思わない(2.4%)』と続きました。
およそ9割の親御さんが、子どものために英語学習は大切だと回答しています。
では、習い事としてこれまでにどのくらい英語学習に取り組ませたのでしょうか。
「これまでの子どもの”習い事としての”英語学習の期間を教えてください」と質問したところ、『1~3年(32.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『半年~1年(20.4%)』『3年~5年(18.8%)』『~半年(14.9%)』と続きました。
実際に習い事として英会話を実施している親雄さんの中で、8割以上の方が半年以上英語学習をさせていることがわかりました。
英語学習の重要さを認識し、学校の授業以外にも長期的に取り組ませている親御さんが多いようです。
関心が高まる「子どもの海外留学」。およそ3割が留学に積極的だった
ここまでの調査で、およそ9割親御さんが、子どものために英語学習は大切だと認識していることが明らかになりました。英語学習は、習い事の中でも人気が高いという結果が出ています。
そこで、子どもの海外留学について伺いました。
「子どもの海外留学について教えてください」と質問したところ、『留学させるつもりはない(70.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『留学を検討している(23.9%)』『留学予定がある(3.2%)』『留学経験がある(2.7%)』と続きました。
およそ3割が留学を検討しているまたは留学経験があることがわかりました。
約半数が行ってみたいと回答した「親子留学」とは?約半数は興味あり
ここまでの調査で、子どもの留学に積極的な親御さんは少なくないことがわかりました。
留学の中でもさまざまな制度がありますが、その中でも近年注目を集めるカリキュラムとして「親子留学」というものがあります。
特徴としては、子どもだけでなく、保護者の方も一緒に留学に行くカリキュラムとなっております。
主要なメリットとしては、子どもが小さく好奇心が旺盛なときから生きた英語に触れてもらえることができ、英語の聞き取りが上達したり、物怖じせずに英語を話せるようになることが期待できます。
子どもにとっても親にとっても、そばにいるという安心感を抱きながら、英語学習に臨むことができます。
さらに、親と子どもが別々に海外留学する場合と比べて、1人あたりの留学費用を抑えられるという特徴もあります。
さまざまなメリットがある「親子留学」ですが、実際に「親子留学」に関してどれほど認知度があるのでしょうか。
「『親子留学』という言葉を知っていますか?」と質問したところ、『知らなかった(69.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『言葉だけ聞いたことがある(24.8%)』『詳しい内容まで知っている(5.9%)』と続きました。
親子留学の認知度はまだそこまで高くないようです。
メリットが大きいカリキュラムですが、実際に詳しく知っている方は6%程度にとどまり、認知面ではまだまだ浸透していないことがわかります。
続いて、上記のような特徴がある親子留学に興味があるか伺いました。
「このような『親子留学』について、行ってみたいと思いますか?」と質問したところ、『行きたくない(48.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『機会があれば行ってみたい(43.0%)』『とても行ってみたい(8.8%)』と続きました。
約半数の親御さんが、親子留学に興味があると回答しました。
そこで、親子留学について気になることがあるかと伺いました。
「『親子留学』について気になることがあれば教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『費用(69.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『留学先(国)(59.4%)』『滞在先(ホテルやホームステイなど)(50.2%)』『現地での生活(44.9%)』『治安(44.4%)』と続きました。
親子留学に興味はあるものの、さまざまな不安や心配な点があるようです。
特に、子どもだけでなく親も一緒に留学するとなると、どのくらい費用がかかるのか、多くの方が気になる点ではないでしょうか。
親子留学の認知度は高くないものの、興味がある方が半数!
今回の調査で、およそ9割の親御さんが、英語学習は子どもにとって大切だと考えていることが明らかになりました。
実際に習い事として英会話を実施している親御さんの中で8割以上の方が、半年以上英語を習わせていることもわかりました。子どもの留学に積極的な親御さんは少なくないようです。
最近では『親子留学』という選択肢も出てきていますが、認知度はまだまだ少ないことも判明しました。
さまざまな留学の形がありますが、お子さんやご家庭に合った留学プランを利用することが、英会話学習の上達につながるかもしれませんね。