フィリピンのボラカイ島はどんなところ?世界ベストビーチに選ばれた海の魅力が満載な「ボラカイ島」をご紹介します!

フィリピンにはセブ島をはじめ、魅力的なリゾート地が数多く点在していますが、なかでも注目したいのが「ボラカイ島」です!
観光スポットとしてはもちろん、移住先や不動産投資の地としても人気が高く、世界中の人々がこの美しい島を訪れています!
ボラカイ島の魅力は、絵のように美しいビーチに加え、フィリピン屈指のホスピタリティにもあります◎多くの人々を魅了し続けるこの島の魅力を、今回ご紹介いたします!


フィリピンの「ボラカイ島」ってどんなところ?

ボラカイ島の特徴
フィリピンのボラカイ島は、世界有数のビーチリゾートとして知られる小さな離島です。面積は約10平方キロメートルとコンパクトながら、年間約200万人もの観光客が訪れるほどの人気を誇ります。
島の最大の魅力は、何と言っても全長約4kmにわたる「ホワイトビーチ」
真っ白できめ細かいパウダーサンドと、透明度の高い海が広がり、世界のビーチランキングでも常に上位に選ばれる絶景スポットです♪
美しい自然に加え島民のあたたかく親しみやすいホスピタリティも、ボラカイが癒やしの楽園と呼ばれる理由のひとつです!観光地でありながら過度に商業化されすぎず、リラックスした空気感が島全体に漂っています◎
フィリピン全体に7,000以上の島がある中で、ボラカイ島はその美しさと居心地の良さから、観光だけでなく移住や不動産投資の地としても高い注目を集めています!
2018年には環境保全の観点から半年間の島閉鎖という思い切った措置が取られたこともあり、持続可能な観光地としての意識も高く、自然との共存が大切にされており、日本でも年々認知度が高まりつつあり、フィリピンの中でも特に注目すべきリゾート地のひとつとなっています!
日本からボラカイ島までの行き方
残念ながら日本からボラカイ島への直行便はありません・・・!一般的には、マニラまたはセブ経由で最寄りの空港まで行き、そこからボートで島に渡ります〜
① 日本 → フィリピン(マニラ or セブ)へ
まずは日本からフィリピンの主要都市であるマニラ(ニノイ・アキノ国際空港)またはセブ(マクタン・セブ国際空港)へ向かいます。日本各地から直行便が出ており、フライト時間はおよそ4~5時間です。
② フィリピン国内線でカティクラン空港またはカリボ空港へ
マニラまたはセブからボラカイ島の玄関口となるカティクラン空港(Godofredo P. Ramos Airport)もしくはカリボ空港(Kalibo International Airport)へ国内線で移動します。
- カティクラン空港:ボラカイ島へのアクセスが最もスムーズで、空港から港まで約10分。飛行時間はマニラから約1時間、セブから約1時間15分。
- カリボ空港:便数は多めで航空券が安価なことも。ただし、空港から港までバスで約1時間半かかります。
カティクラン空港
カリボ空港
③ 空港 → 港 → ボラカイ島へ
空港到着後、車でカティクラン港(Caticlan Jetty Port)へ向かい、港で乗船手続きをします。観光税や環境税などを支払ったうえで、ボートでボラカイ島へ渡ります。
- ボートの所要時間:およそ15~20分程度
- 港から宿泊施設へ:到着後はトライシクルなどで移動可能
カティクラン港
ボラカイ島に住む人の特徴
ボラカイ島に住む人々は、フィリピンらしい温かさと、この島ならではの観光文化に根ざした独特の魅力を持っています。島に住む人々はフレンドリーで親しみやすく、島を訪れる外国人観光客に対しても自然と笑顔で接する人が多いように思います!
多くの住民が観光業に携わっており、ホテルやレストラン、アクティビティガイド、トライシクルドライバーとして働きながら、日常的に英語や、時には日本語や韓国語などの簡単な外国語も使いこなしています!
フィリピン人は元々、家族やコミュニティとのつながりを大切にしている人が多く、家族経営のビジネスや、親戚・近隣住民同士での協力が生活の中に自然と根付いています。また、海や自然と共存した暮らしを営む人も多く、漁業や手工芸など伝統的な仕事を続けながら、観光と自然のバランスを意識した生活を送っています。
2018年に環境保護のために島全体が閉鎖された際にも、多くの島民は状況に柔軟に対応し新しい働き方を模索するなど、たくましさと順応力を見せていました・・・
ボラカイの人々には「島時間」ともいえるのんびりとした感覚があり、時間に追われない穏やかなリズムで暮らしています。ゆるやかで心地よい空気が、島を訪れる人々にとっての癒しとなっており、ボラカイ島の魅力の一部として深く根付いています!
リゾートとしての華やかさの裏には、自然と調和しながら誠実に生きる、優しくてたくましい人々の暮らしがあるのではないかと思います◎
ボラカイ島の気候
ボラカイ島は一年を通して温暖な気候に恵まれた南国の島です!平均気温は約26〜30℃前後で、ビーチリゾートとして理想的な天候になります◎
海風が心地よく吹いているため、暑さが和らぐ場面も多く思っている以上に快適に過ごせる日が多いのも特徴です!年間を通してビーチリゾートらしい開放感のある気候で、いつ訪れても南国らしい雰囲気を楽しめるのが魅力です♪
乾季
乾季は大体11月〜5月までで、この時期は晴れの日が多く気温も高すぎず過ごしやすいのが特徴です。
海の透明度も高く、マリンアクティビティや観光に最も適したベストシーズンとされています。特に12月〜2月頃は、比較的湿度も低く、快適に過ごせる時期として人気があります◎
雨季
雨季は6月〜10月頃で、スコールのような一時的な強い雨が降ることがあります。
ただ、一日中雨が降り続くというよりは短時間の雨が多いため、天気の合間をぬって観光を楽しむことも可能です!この時期は観光客がやや少なくなり、宿泊費などが抑えられる傾向もあります。
ボラカイ島の治安
ボラカイ島は、フィリピンの中でも比較的治安が安定しているエリアですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。
特に夜遅くや人気の少ない場所への外出は控え、貴重品の管理は常に徹底しておいた方がいいでしょう!観光地として整備されていることもあり、警察の巡回も頻繁に行われており安全面への配慮はなされています◎
気をつけるべきこと
ボラカイ島はフィリピンの中でも治安が比較的良好な観光地として知られていますが、だからといって完全に油断していいわけではありません!島には世界中から多くの観光客が訪れており、そのぶんスリや置き引きといった軽犯罪が発生する可能性もあります。
特に人の多いビーチや市場、レストランなどでは、荷物を席に置いたまま離れるのは避け、常に手元に置くなどの基本的な防犯意識を持つことが大切です。
他にも注意したいのが移動手段にまつわる「ぼったくり」です!
ボラカイ島ではバイクタクシーやトライシクルといった乗り物が一般的ですが、観光客と見ると相場以上の料金を請求してくるドライバーも一部存在します。これを避けるためには、乗車前に料金をはっきりと確認しておくことが重要です。もし事前交渉が難しい場合や不安がある場合は、ホテルや信頼できる旅行会社に手配をお願いするのが安全です。
ボラカイ島は多くの人が安心して楽しめる場所である一方で、最低限の注意を払うことでより快適で安全な滞在が実現します。南国のリゾートだからこそ、気を緩めすぎず、旅を楽しむための心構えを持っておくことが大切です◎

ボラカイ島での観光名所
ホワイトビーチ

ボラカイ島のホワイトビーチは、その名の通り真っ白でさらさらとしたパウダーサンドが4kmにわたって続く、南国の楽園のようなビーチです♪
裸足で歩くのが心地よいその砂は日差しの強い日でも熱をあまり持たず、どこまでも続く青く透き通った遠浅の海と相まって、訪れる人の心を解きほぐしてくれます!
海は波も穏やかで透明度が高く、シュノーケリングやSUPなどのマリンアクティビティにもぴったり!特に夕暮れ時になると、海の向こうに沈んでいく夕日が空と海をオレンジ色に染め上げ、その美しさは息をのむほど◎ビーチ沿いのレストランやカフェのテラス席に座って、そのままサンセットを楽しむひとときは、ここならではの贅沢です!
ホワイトビーチは大きく3つのエリアに分かれており、それぞれに異なる魅力があります!
ステーション1は高級リゾートが立ち並び、比較的静かで落ち着いた雰囲気が漂います。象徴的「ウィリーズロック」があるのもこのエリアです!
ステーション2は島の中心地で、飲食店やショッピングモールが集中しており、観光客で賑わいます!一方でステーション3は自然のままの雰囲気を残し、静かに過ごしたい人にぴったりのエリアとなっています◎
夜になると、ビーチ沿いではファイアーダンスのパフォーマンスや音楽が流れ始め、昼間とはまた違った熱気を帯びたボラカイの表情が広がります!
世界中の旅行者を魅了し続けるホワイトビーチは、美しさだけでなく、滞在する人のスタイルに寄り添ってくれる懐の深さが、何よりの魅力です♪
プカシェルビーチ

プカシェルビーチは、ボラカイ島の北側にあるちょっと穴場感のあるビーチです!
ホワイトビーチみたいにお店や人であふれている感じじゃなくて、もっと自然そのまま!人が少なくて静かなので、のんびりしたい人にはぴったりです◎
砂浜には名前の由来にもなってる「プカシェル」っていう貝殻のかけらが混ざっていて、ホワイトビーチほどサラサラじゃないけど、その分ちょっとワイルドな雰囲気があります。波も少し強めなので、ぼーっと海を見ながら過ごしたい人には気持ちいい場所♪
サンセットタイムの前に行くと光がいい感じに差し込んで、写真も映えます◎にぎやかなボラカイにちょっと疲れたときに、気分転換として行くにはちょうどいいビーチですね!
タクシーやトライシクルで気軽に行けるので、ぜひ一度足を運んでみてください!
ディニウイドビーチ

ディニウィドビーチは、ホワイトビーチの北端からちょっと歩いた先にある、自然たっぷりで静かな隠れスポット。崖の脇を通る小道を進むと急に現れるこじんまりした砂浜で、ホワイトビーチのにぎやかさを忘れさせてくれる落ち着いた雰囲気が魅力です◎
砂はホワイトビーチほどパウダーっぽくはないけれど、白くてしっとりしていて足ざわりも気持ちいい。海も透明度が高く、浅瀬で泳いだりシュノーケリングを楽しむのにぴったりです。リーフ周りにはカラフルな魚もちらほら見られます!
ビーチの端には切り立った崖と岩場もあって、探検気分を味わえるのもいいところ!岩に囲まれたエリアは写真映えするスポットで、晴れた日の景色はまるで絵になる絵画のようです・・・
崖の上には数軒のヴィラや小さめのホテルがあって、海を見下ろすテラス席でドリンクを楽しむのもおすすめ◎
夕方に訪れると、ホワイトビーチより人が少なく、オレンジ〜赤に染まる空と海を貸し切りのように味わえます。炭火の揺らめきと波の音だけが残る静かなひとときは、ボラカイの中でも特別な時間です!
クリスタルコーブ島

クリスタル・コーブ島は、ボラカイ島とパナイ島の間、船で15〜20分ほどの場所にある小さな島で、約2ヘクタールのサイズです!
まず目を引くのは、島の両側にある“コーブ”と呼ばれる洞窟の美しさです。天然の鍾乳石や石灰岩の洞窟になっていて、内部から見えるエメラルドグリーンの海の景色は、どこか幻想的な雰囲気があります!
階段を下って洞窟に入ると、自然が作り出した美しい造形と光のコントラストが楽しめます!
島には整備された遊歩道があり、一周すれば約45分ほど!歩いて回りながら、切り立った岩場や白く細かい砂浜、所々に設けられたパノラマビューの休憩スポットをゆったり楽しめます♪
洞窟だけでなく島周辺の透明度の高い海ではシュノーケリングやシーカヤックも人気です!リーフやサンゴが間近に見られるスポットもあり、海中散歩が楽しめます!
島内には小さな鳥小屋やミュージアムがあり、散策の合間にちょっとした休憩や見学もOK。ピクニック感覚で、穏やかな午後の時間を過ごせるのが魅力です◎
ウィリーズ・ロック

ウィリーズ・ロックは、ホワイトビーチ駅1(station1)沖の浅瀬にポツンと浮かぶ小さな岩島で、崩れた火山岩の上に階段が設けられ、聖母マリア像が祀られているフォトジェニックなランドマークです!
岩の上から見渡す景色は最高で、ホワイトビーチ越しに広がるターコイズブルーの海と水平線が、まるで絵はがきのよう・・特にサンセットタイムには、オレンジに染まる海とウィリーズ・ロックがくっきりとシルエットを描き、静かでドラマチックな時間が流れます!
地元の人にとっても信仰の対象であり、岩の上の聖母マリア像を拝む人も見かけます。単なる観光スポット以上に、文化的・精神的な意義があるのも特徴といえるでしょう!
アクセスはステーション1のビーチ端からすぐ!岩肌に設置された階段を登るだけなので、特別な装備は不要です。亜熱帯の日差しを避けたいなら、ハイシーズンの11月〜4月の乾季で、午前中か夕方、潮位が低い時間に行くのがおすすめです◎
ルホー山(Mount Luho)

ルホー山は、ボラカイ島で一番高い場所(約100 m/330 フィート)にある展望スポットで、島の全体像や美しいビーチ群を見渡せる場所として知られています !
この場所へのアクセスは簡単で、トライシクルやバイク(ハバルハバル、マウンテンバイク)、あるいは徒歩で登って行けます。坂道を上りきると、木製やコンクリートのいくつかの展望デッキがあり、360度パノラマビューが楽しめます!
途中の道にはミニ動物園やジップライン、ATVバギー体験もあり「ちょっとした冒険」が味わえます!
展望デッキでは、ホワイトビーチやブラボッグビーチ、プカシェルビーチ、そしてゴルフコースや周辺の海まで一望できます。朝日や夕日ともコンビネーションが抜群で、特に日の出時は静かで清々しい雰囲気を楽しめます♪
入場料は100〜150 ペソ(約¥250〜¥400程度)約10〜15 分の登りで、所要時間は1〜2時間程度が目安です!
イロイロでおすすめの語学学校
Boracay Coco Englsih

Boracay Coco Englishは、世界的リゾート地ボラカイ島にある語学学校です!
ホワイトビーチからほど近いリゾート風の美しいキャンパスで、経験豊富な講師陣のもと英語を学ぶことができます◎日本人比率が低く、多国籍な学生との交流や多彩なアクティビティが魅力!
アットホームな雰囲気で初めての留学でも安心して過ごせます!施設も清潔で、ホテルブッフェのような食事やプール付きの環境が整っており、リラックスしながらしっかり学べるヒーリング留学が実現します。
島内は移動距離も短く、放課後に気軽に出かけられるのも嬉しいポイント!スタッフには日本人を含む多国籍チームが在籍しており、サポート体制も万全です◎IELTS公式試験センターでもあるため、資格取得を目指す方にも最適な環境です!
◆おすすめの人
- ビーチ沿いで勉強とアクティビティを両立したい方
- 日本人比率の少ない環境を好む方
さいごに

ボラカイ島は、美しい自然に囲まれながら、英語学習や異文化交流を楽しめるユニークな環境が整っています◎
観光と学びが共存するこの場所では、日々にメリハリが生まれ、豊かな時間を過ごすことができます。語学留学を通して、新たな価値観や人とのつながりを感じられる、そんな体験を求めている方にぴったりの滞在先です!
リゾートらしい開放的な空気を感じながらも、落ち着いて過ごせる環境が整っているのもボラカイの魅力です!普段とは違う土地で生活することで、自分の考え方や習慣を見直すきっかけにもなります。
英語の勉強だけでなく、毎日の暮らしそのものが新鮮な学びにつながる、そんな留学スタイルがここにはあります!
ぜひみなさんも一度訪れてみてはいかがでしょうか♪