ボホール島観光モデルプラン!セブ島からすぐ近くの自然豊かな秘境の島を徹底解説!おすすめのスポットもご紹介!

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留学生Aさん

語学留学でセブ島に来たんだけど、土日の休日はせっかくだしどこか旅行行きたいんですよね~。おすすめの観光スポットありますか?

Harry

ボホール島はおすすめですよ!セブ島からフェリーで2時間ほどで行ける、美しい自然と文化が融合した島です。

セブ島での観光や語学留学中、ちょっとそこまでフェリー旅なんてどうですか?

ボホール島は、フィリピンの中部ビサヤ地方に位置する、美しい自然と文化が融合した島です。セブ島から2時間ほどと比較的アクセスもよく、セブ滞在中のプチ旅行にはおすすめの観光地です!

この記事ではボホール島観光のモデルコースを私の体験談も踏まえて詳しく紹介していきます!

目次

ボホール島の基本情報

ボホール島みどころマップ

ボホール島ってどんなとこ?

ボホール島とは

ボホール島は、フィリピンのたくさんあるある島のうち10番目に大きな島で、現地の人からは「神の小さな楽園」と呼ばれるように神秘的な自然や美しい観光スポットがあるので、世界中から訪れる観光客にも人気の観光地です!

ボホール島の面積は 4117平方キ口メ-トル 、人口は114万人と人口密度も高くなく落ち着いた雰囲気を楽しめそうです。言語はセブアノ語やビサヤ語を話しますが、フィリピン人であればほぼ全員が英語も話せますのでご心配には及びません!

ボホール島は、観光地がボホール島南部にかたまっているため、一日や二日で観光できることも特徴!今回私はホテルをとったので一日ゆっくりたくさんの観光地を堪能できました!じっくり楽しみたい方は一泊して観光するのが◎

ボホール島までのアクセス

日本からボホール島へは、首都マニラかセブ島経由が一般的で、直行便と乗り継ぎ便のどちらでも利用することができます。日本からのフライト時間は約5時間ほどです!マニラ又はセブ島に到着後、ボホール島への主な行き方は2つです。

①マニラを経由する場合

マニラのニノイ・アキノ国際空港からボホール島のパングラオ国際空港まで直行便をご利用ください。約1時間半のフライトで到着します。

②セブ島を経由する場合

セブ島からボホール島のタグビララン港まで、高速フェリーが毎日数往復運航しています。所要は約2時間で、往復のフェリー代やボホール島での車移動などが含まれたツアーもあるので、初めての旅行にも安心です。

ボホール島の治安はいい?

ボホール島は、比較的治安が良い地域です!

フィリピンの犯罪発生率は、減少傾向にありますが、日本に比べればかなり高く、スリ・置き引き、睡眠薬強盗及び恐喝等の被害が多くありますが、ボホール島はJICAが橋や道路建設などの援助を行ったこともあり、島民の生活水準が一気に向上した結果、現在は フィリピン有数の安全地帯 として知られています。

しかし、セブ、マニラなどの都会に比べれば、治安はずっといいですが、日本ようにとまではいきません。

タクシーなどの客引きが多く、特に日本人はぼったくられる可能性が高いです!

観光地として多くの旅行者が訪れるため、盗難詐欺の被害に遭うこともあります。特に、夜間や人通りの少ない場所での一人歩きや、金銭や貴重品の見せびらかしは避けましょう!

フィリピンでの注意事項

フィリピンでは屋外でのお酒、喫煙は禁止です!

実はフィリピンでは屋外での喫煙,飲酒は罰則が課せられてしまいます。レストランでの喫煙も禁止されていることがほとんどなので、飲酒や喫煙は決められた場所で楽しみましょう!

ボホール島の気候や服装は?

ボホール島は暑い!軽装がおすすめです。

ボホール島の年間の平均気温は26~27度とまさに南国!

半袖・半ズボンなどの軽装で行くのがよいでしょう。ただし、行きのフェリーはクーラーが寒すぎることがあるので一枚上着を持っていくのがおすすめです!

靴は動きやすい履きなれた靴やサンダルなどが好ましいと思います。また、日差しもとても強いので、帽子や日焼け止め、サングラスなども持っていきましょう!

水分補給は必須ですがフィリピンでは水道水が飲用に適していないため、ボトル入りの飲料水を常備しておくことが必要です!

フィリピンおすすめの服装

観光のベストシーズンは3月~5月

季節は大きく6月~10月までの雨季、11月~5月までの乾季の2つに分かれています。

乾季の中でも3月~5月が特に暑く、「サマー」と呼ばれる時期。ビーチを満喫するベストシーズンです。

雨季は一日に1~2時間雨がざっと降るスコールが続きます。また、8月~10月にかけては台風が多くなるのでフェリーが欠航してしまうことも……。天気予報をしっかり確認してから行きましょう!

ボホール島旅行モデルプラン【一泊】

タイムテーブル

時間スケジュール移動手段
5:00セブ島の港着タクシー
7:00船出発高速フェリー
9:00ボホール側港着
10:30チョコレートヒルズ・ATV着タクシー
12:25ターシャ園着
12:45マンメイドフォレスト着
13:15ロボック川レストラン着
15:00バタフライガーデン着
16:00ホテル着トライシクル
18:00アロナビーチ

今回はセブ島に行くのが初めてでしたが、ツアーなどには参加せず移動やチケットなどは全て自分で手配しました!
ツアー無しでも満喫できたので、自分で観光地を巡りたい!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

移動はタクシーで

ツアー以外で観光を楽しむ場合、移動の車は必須!観光中は観光地が山の中だったり、林の中だったりするので基本的にタクシーは捕まりません……。したがって、移動は港でタクシーを一日チャーターするのがいいと思います。

タクシーの運転手さんにカタログを渡されて、どこに行きたいかコースをなんとなく選択すると、タクシーの運転手さんがそれ通りにスポットを回ってくれます!

料金は1日チャーターして3000ペソ(約6600円)くらいです。
ボホール島観光にはタクシーは必須なのでタクシー代込みの予算を組んでおきましょう!

ちなみに、最初はかなり高い値段を要求されたので、NO!と言い続けたら、結局最初よりも半額の値段で乗せてもらえました(笑)。日本人はぼったくられる可能性が高いので、積極的に値段交渉すると良いと思います!

費用総額

交通費約4600ペソ
アクティビティ費約1500ペソ
食費・雑費約3000ペソ
宿泊費約2700ペソ
合計約11800ペソ(約25,960円)
※1ペソ=2.2円換算です。相場は変動する場合がありますのであくまで参考にしていただければ幸いです。

ボホール島旅行モデルコース

1.フェリーでボホール島まで【OCEANJET】

朝の5:00にセブ島の港に到着。OCEANJETという会社のフェリーでボホール島のタグビララン港へと向かいます。

セブ島からボホール島のタグビララン港に行く高速艇は、OceanJetとSupercatの2種類あります。
OceanJet
Supercat


OCEANJETは一日に11便も出ている最大のフェリー会社で、ボホール島への日帰り観光は,このフェリー会社を利用することが多いです。
価格はだいたい片道800~1200ペソ(約2100円~3100円)。日帰りで観光する際は6:00~8:20の便に乗ることをおすすめします。

SPERCATは一日に2便の運航になっていて、日帰りで観光する際は、行き⇒8:00発、帰り⇒17:00発の便があるのでこの便を利用するのがよいと思います。
価格はOCEANJETと同様片道800~1200ペソになります。

フェリーチケットの購入方法

フェリーチケットの購入方法は4つあります。

  1. 港で直接購入する

    ボホール島へのチケットは、当日セブ港Pier1で購入が可能です。当日購入の場合は手続きにわりと時間がかかるので、あらかじめ時刻表を確認し、乗りたい便の1時間前にはチケット売り場に着くようにしましょう。
  2. オンラインで購入する

    オンラインで事前予約することも可能です。当日並ばずに済むので自分で手配する場合は一番楽な方法です。
    OceanJetの公式サイト
    Supercatの公式サイト

  3. 代理店で購入する

    フェリーのチケットは代理店で購入することができます。セブ島内の大型ショッピングモール内には基本的にサービスセンターがあるので、そこへ行って購入します。
    代理店で購入する場合、チケット代金+50ペソほどの手数料がかかります。インターネットを利用して予約するのが難しい人、クレジットカードを使いたくない人は代理店がおすすめです!
  4. チケットを含むツアーに参加する

    ボホール島の観光ツアーでは基本的に往復のフェリー代、ボホール島での車移動&各入場料&ランチが全て含まれています。英語に自信がない方にもおすすめの一番簡単な方法です

フェリー時刻表〈OCEANJET〉

セブ島発タグビララン港着
6:008:00
7:009:00
8:2010:20
9:2011:20
10:4012:40
11:4013:40
13:0015:00
14:0016:00
15:2017:20
16:2018:10
17:4019:30
*2023年10月現在の時刻表です。フェリーの時刻表は頻繁に変更されます。必ず公式HP、ツアー会社、代理店などで時刻表を再確認してください。https://www.oceanjet.net/

2.バギーに乗ってチョコレートヒルズへ

スリル満点‼バギー体験【GRAHAM ATV RENTAL】

最初の観光地、チョコレートヒルズに向かうために、アクティビティとしてバギー体験なんて楽しいですよね!

舗装されていない道をバギーで走るので、車体が大きく揺れて体が浮くようなスリル満点の体験ができますよ!運転免許がなくても大丈夫!ガイドの方が丁寧に操縦を教えてくれるのでバギー初めての方でも簡単に乗りこなすことができます。

ボホール島といえばここ‼チョコレートヒルズ観光【Chocolate Hills】

ボホール島といえばここ、チョコレートヒルズ

チョコレートヒルズは、ボホール島のほぼ中心に位置する円錐形の小丘群で、小さな山が2000個近く連なっている神秘的な観光スポットです。なぜこのような地形ができたのかは未だに解明されていないのだとか……。

乾季の4月~6月に丘を覆う草が茶色に変わり、まるでチョコレートのように見えることが名前の由来だそう。乾季でなくとも青々としたいくつもの小丘は自然の神秘を感じられる素晴らしい観光スポットです!

ところで、チョコレートヒルズ誕生の伝説をご存じですか?この不思議な地形がどうやって誕生したのか、現地にはその誕生についての伝説がいくつか残されています。今回はその一つをご紹介!

チョコレートヒルズ伝説【二人の巨人】

遥か昔、ボホール島は美しい牧草地で覆われていました。ある日、二人の巨人がこの地を訪れ、長年にわたり激しい戦いを繰り広げました。この戦いは、日が暮れるまで続き、最終的には二人とも疲れ果て、地面に倒れ込んでしまいました。

その夜、二人の巨人はお互いを認め合い、仲直りすることにしました。彼らはこの地域に暮らす人々に感謝の印として、美しい風景を作り出すことを決めたのです。翌朝、彼らは立ち上がり、地面をたたき始めました。そして、彼らが去った後に残ったのが、チョコレートヒルズの丘でした。

いかがですか?チョコレートヒルズ観光の際にこの話を知っていると、見方が少し違って面白いですよね。

料金表〈GRAHAM ATV RENTAL〉

コース時間観光スポットATV料金
A約1時間展望台1000ペソ
B約2時間展望台・小森林2000ペソ
*2023年現在の料金表です。料金表は頻繁に変更されます。必ず公式HP、ツアー会社など料金表を再確認してください。

3.世界一小さいメガネザル“ターシャ”【Philippine Tarsier and Wildlife Sanctuary】

ターシャ

この小さくて可愛い生き物はボホール島の人気者、世界最少のメガネザル「ターシャ」です。ほんとに可愛い!

可愛らしい大きな目が特徴的なターシャは、なんと体長約10cm!手の中にもすっぽりと納まってしまうほど小さいおさるさんです。あまりの小ささにポケットに入れて持って帰ってしまう密猟が横行し、絶滅危惧種に指定されて大切に保護されています。

ターシャは夜行性の生き物なので日中は寝ていることがほとんどです。日中はテリトリー内にある木の幹の地上1〜2メートル部分に寝ている様子がよく見られるので探してみてくださいね。

この可愛いターシャですが、実はとっても繊細な生き物。「大声を出したり」「フラッシュ撮影」「ターシャを触る」などの行為をするとストレスを感じ、頭を打ち付けたり自ら息を止め60秒程で自害してしまいます
観光の際は必ず約束事項を守り、ターシャを保護する気持ちを持ちながら観光しましょう。

営業時間8:30〜16:00
料金50ペソ/人
*2023年現在の情報です。情報は頻繁に変更されます。必ず公式HP、ツアー会社など料金表を再確認してください。詳しい情報はこちらから⇒https://philippine-tarsier-sanctuary.business.site

4.インスタ映えスポット“マンメイドフォレスト”【Bilar Man-Made Forest】

多くの観光客が訪れるフォトスポット、マンメイドフォレスト。この人工林は自然保護に取り組むフィリピン政府の取り組みの一環として、熱帯雨林を再生するために植林されたものです。

人の手によって整備された人工林の美しい景観はインスタ映え間違いなしです

ここは次のスポットへの移動中に立ち寄れるフォトスポットで、料金は特にかかりません!
所要時間はだいたい10分程度です。

5.ロボック川の水上レストランでランチ【Rio Verde Floating Resto】

ロボック川に浮かぶ水上レストランで自然を感じながらランチなんてどうでしょう。

手つかずの大自然の中、ほかの観光客と同じテーブルを囲み、地元の歌やダンスを楽しみながら、フィリピンの郷土料理のランチを堪能することができます!

ここで評判なのはロブスターのグリルやシーフードで、約1500ペソ(約約3200円)くらいです。少しお高めですが、ボホール島の旅行記念に訪れてみてはいかがでしょうか。

6.大蛇がたくさん⁉スリル満点蝶々園【Habitat Butterflies Conservation Center】

ヘビの首巻体験

つづいてこちら、ただの蝶々園ではありません。ヘビもワニもいるスリル満点な蝶々園です。

ここは、蝶の保護センターです。このセンターでは、フィリピンに生息する美しい蝶々の保護活動や研究が行われています。

この蝶々園ではフィリピン固有種の蝶々をはじめ、多くの種類の蝶々が飼育されています。センター内には、蝶々が生息する自然な環境が再現されたエリアがあり、そこで自由に蝶々たちを見ることができますよ!

ここでしか見れない美しい蝶々たちを見に、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

営業時間料金
7:30~17:0050ペソ/人
※※実際の営業時間や料金は異なる場合があります。公式情報をご確認ください。

7.リゾート気分が味わえる“アロナビーチ”【Alona Beach】

アロナビーチ

美しい砂浜と透明度の高い海が自慢のアロナビーチ白くてきめ細やかな砂浜がなんと1.5㎞ほど続いています。夕方に裸足でビーチを散歩なんてオシャレですよね。

アロナビーチは、美しいコバルトブルーの海が広がっています。その海は透明度が高く、多彩な魚やサンゴ礁が見られることから、スノーケリングダイビングなどのマリンスポーツも楽しめちゃうんです。

ビーチには、ビーチバレーやフットサルなど、様々なアクティビティが用意されているので友だちと遊びに行っても楽しいですよね!また、アロナビーチ周辺には、多くのレストランやカフェもあり、美味しいフィリピン料理を楽しむことができます。この近くのホテルに泊まると◎

夜はアロナビーチの周辺以外、観光スポットがほぼ閉まっているので、ホテルはアロナビーチの近くにするのが超おすすめです!
アロナビーチ周辺は質の高いホテルが多かったり、フェリー乗り場も車で30分ほどと、比較的近くにあり一泊したあと帰りやすいので、一泊する場合はアロナビーチ周辺のホテルに泊まると、とても便利ですよ!

さいごに

いかがでしたでしょうか。ボホール島に行ってみたくなりましたか?語学留学中のちょっとした休日にすぐに行ける自然豊かな島ボホール島。この記事を読んで気になった方はぜひ遊びに行ってみてくださいね!

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