【忖度なし】パンフレットには載っていない、フィリピン語学留学の実態

フィリピン留学ってみなさんどんなイメージですか?
フィリピン留学について複数の留学代理店に話を聞くと、よく「学校の設備は良い」「教師はみんな熱心で優秀」「周囲の環境は学びやすく、まるで楽園!」といった内容は聞くことが多いと思います。
確かに、これらも一理あるのですが、実際に現地に行ってみると、さまざまな要素において「パンフレットと違う」と感じることもあります。
「完璧な環境」ばかりに目を向けると、実際に現地に行ったときにギャップに戸惑うことが多いのが現実です。
だからこそ「リアルな情報」が大事!
私たちは、パンフレットには載っていない、実際に体験したことや「フィリピン留学の裏側」に関するリアルな情報をお伝えします!
よくある代理店のように「全て完璧」と言って突き進むのではなく、あえて現実的に皆さんの「不安」や「疑問」にもしっかりお答えできるようにと思いこの記事を書きたいと思います。
皆さんも実際のリアルなフィリピン留学のお話があれば、どんどん聞かせてください!
留学生活における重要な要素:設備とサポート

食中毒には注意!
フィリピンでの食事は、美味しいものがたくさんありますが、衛生面にはちょっと注意が必要です。水や生野菜、未加熱の生の食材には食中毒のリスクがある場合もあり、お腹を壊してしまうこともあります。
フィリピンのローカルフードが魅力的でも、最初は無理せずちゃんと加熱されたものや安全な飲み水を選ぶことをおすすめします。
また、語学学校によってはメニューが豊富で栄養面にもこだわった食事を提供している学校もあり、特に日本で一人暮らしをしていた学生にとっては、日本よりも栄養バランスが取れた食事を摂ることができるかもしれません!
複数人部屋は正直ガチャ!相性が重要
フィリピンの多くの語学学校では、相部屋が基本となることが多いですが、相部屋では他国の人と一緒になることもあります。そのため、文化の違いを感じる場面も全然あります。
異文化を楽しむことができる一方で、価値観や生活習慣の違いから共同生活が難しく感じることもあります。もしそのような場合、部屋の移動ができるかどうか学校に相談できることが多いので、事前に確認しておくのも安心です。
文化の違いや戸惑いも、留学の醍醐味の一部でもありますので、そうした経験を通じて成長することができます。
トイレ環境には慣れる覚悟が必要!
フィリピンのトイレ事情は、日本のそれとは全く異なります。基本的にトイレットペーパーが流せない、ウォシュレットがないことはよくあります。あとは紙がない場合もあり、その際にはシャワーで洗う習慣が一般的です。
最初は驚くかもしれませんが、これも現地の文化として受け入れることも必要になってきます・・・設備面でのギャップに戸惑うこともありますが、快適さよりも現地の環境を理解し、慣れていくことが留学生活の一部でもあると思います!
学校の質:講師・サポート・設備の実際

サポート体制は学校ごとに違う!事前確認必須
学校によっては、スタッフのサポート体制に差があります。現地で困ったときにどれだけ迅速にサポートを受けられるか、日本人スタッフが学校に在籍しているかなどが重要です。
事前に他の学生の体験談を確認してもらったり、どれだけサポートが充実しているかをチェックしておくのも大事です。留学中、現地での生活がスムーズに進むかどうかは、サポート体制の質にもよってくるかと思います!
相性のいい講師が学習効果を左右する
フィリピンの語学学校では、講師に力を入れている学校が多いですが、最終的に重要なのは「相性」だと思います。どんなに優秀な講師でも、自分が話しやすいと感じなければ学習効果は上がりません。
もし、最初の担当の講師が自分に合わないと感じた場合、遠慮はせずに他の講師に変更することを検討した方が良いです。自分の英語力を上げるためには、自分に合った講師とのコミュニケーションが鍵になりますよ。
都市部の学校は利便性もあり総合的にいい
フィリピン留学を選ぶ際には、都市部にある学校を強くおすすめします。フィリピンでは交通整備が十分ではなく、特に都市部では常に渋滞が発生しますが、それでも郊外よりも便利に感じることが多いです。日用品をすぐに買えるお店が近くにあるのは大きな利点です。ただ、学校内には簡単な日用品を購入できる場所やコンビニがある場合もあります。
フィリピンといえばビーチというイメージが強く、海の近くにある学校は確かに魅力的で人気があります。でも実際には、平日に授業が終わった後に海に行く時間が取れることは少ないかもしれません。
スパルタコースなどでは平日外出禁止のルールがある場合、海が近くてもその利点を活かしきれないことがあります。都市部の学校では、学外で英語を使用する機会が増えたりして、実践的に英会話を学べる環境があったりと、生活面と学習面を総合的に考慮すると、都市部の学校がより適しているのではないかと感じます。

綺麗な学校は日本人比率高め!
フィリピン留学をする際、割と多くの日本人学生は「設備が整っているきれいな学校」を好む傾向があると感じます。確かに、綺麗で整った学校は魅力的ですが、その反面、こういった学校には日本人が多く集まる傾向があります。
日本人比率を抑えたいと考える人も多いですが、同時に施設が綺麗で整っている学校を選びたいという希望もあるものです。日本人が多い環境では、日本語を使ってしまう機会が増え、英語を使う機会が減少する可能性もあるとみなさん考えますよね。
英語力を上げるためには、日本人が少ない環境を選ぶのが理想ですが、その一方で、日本人が少ない学校は施設が古かったり、快適さに欠けることもあります。どちらを選ぶかは人それぞれですが、少しの不便や、多少の汚さ、も留学の醍醐味だと私は思ったりもします!ここでは自分の学習目標に応じて、設備と英語環境のバランスを取ることが大切です。

留学生活のリアルと現地のギャップ
子供の留学は親として距離を取るのも必要
フィリピン留学は、子どもの自立を促す大きなチャンスです。もちろん、親としては留学に対して心配や不安を感じるのは当然なのですが。
実際、親御さんから「子どもが心配で…」と頻繁に連絡をいただくことがよくあります。そのお気持ちはよくわかりますが、留学は単に学びの場だけでなく、自分で問題を解決する力を育む貴重な経験でもあります。
見守りながら、少し距離を置いて子どもを信じることが、結果的には子ども自身の成長につながり、留学を通じて乗り越えた困難が、子どもにとって大きな自信と成長をもたらすはずです。
親御さんにとっては、見守ることも大切なサポートの一つです。留学という経験は、親子で一緒に乗り越えるべき大きなステップ。子どもの自立に向けて、親と子が共に成長できる貴重な機会だと思います。

オリジナル教材がある学校は本気の証
オリジナル教材を使っている学校は、教育カリキュラムに力を入れている証拠です。
オリジナル教材は、一般的な教材よりも英語の学びをより深めることを意識して学校独自のアプローチが反映されています。
学校選びの際にも、オリジナル教材を使っているかはひとつの指標になると思います。自分に合ったカリキュラムを選ぶことが、英語学習の成果を上げるためには大切なことだと思います。
留学は自習と実践が最も重要
もちろんわかっているという人も多いとは思いますが、英語力を向上させるためには、授業だけでは足りません。
自習や他の生徒との交流がとても大切で、授業で学んだことを実際に使う機会を増やすことが、英語力を本当に伸ばすカギなんです。授業後に実際に英語を使う場面を増やすことが、実践的な力をつけるために欠かせないですし、留学だからこそ、普段の生活でも英語を使う機会を積極的に作ることが大切です。
留学の楽しさ、友達がカギ!
留学中、友達を作ることは非常に大切です。人それぞれさまざまな考えで、友達を作らないと決めている人も中にはいるかもしれませんが、たとえば長期滞在する場合なんかは、友達がいないとモチベーションが低下したり、留学生活が楽しめなかったりもします。最初は不安かもしれませんが、積極的に友達を作り、現地での交流を楽しむことで、留学生活がより充実します、友達作りを通じて、英語力や異文化理解も一段と深まります。
留学中に友達が帰国することもあり、そのたびに新たな友達を作りながら社交性が育まれていきます。さまざまな人と関わることで、自然に新しい交流が広がり、社交的になっていくことが実感できるでしょう。こうした経験が、留学生活をより豊かにしていきます。

まとめ
フィリピン留学では、実際に現地で過ごしてみないと分からないことが多いのが現実です。パンフレットに書かれている情報だけでは、実際の生活や学びの様子は掴みきれません。だからこそ、リアルな情報をしっかり収集して、事前に準備することが大切です。
フィリピンでは「予想外」のことが多いので、情報収集を怠らないことが成功のカギです。
現地の生活環境や学びのスタイルを理解しておけば、自分に合った学校を選ぶ際の参考になります。どんな環境で学ぶか、どんな場所で生活するかが、学習成果や成長に大きく影響します。実情をしっかり把握して準備を進めることで、期待外れを避け、充実した留学生活を送れるはずです。
自分にぴったりの環境を選んだら、あとはフィリピン生活を存分に楽しんでください!
